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【はじめての電子書籍】

はじめての電子書籍

Kindle本って専用端末がないと読めないんでしょ?

投稿日:2014年1月10日 表示回数:1532 views

和田 稔

2012年にAmazonがKindleのサービスを開始して、いよいよ日本でも本格的に電子書籍の普及期に突入したように言われています。

一方で、私の周囲を見渡してみると電子書籍について、なんとなく知っているけれど利用したことがない、よく分からないという人のほうが多数派のように感じています。

本連載では、読書は好きだけれど、電子書籍はよく分からないという方々にKindleの基本から解説して電子書籍で読書ライフを充実させるお手伝いをさせて頂きたいと考えています。

読書好きでも誤解の多い電子書籍

Kindleに興味をもっておられる方で、読んだことがないという方の中にはKindleの専用端末がないと電子書籍は読めないと考えておられる方がおられますがそんなことはありません。

Kindle本は最低限、スマートフォンやiPadをはじめとするタブレット端末に読書用のアプリをインストールすることで楽しむことができます。電子書籍をどの端末で読むかは、自分のライフスタイルに合わせたものを選択すればいいのです。

身近なところで使い勝手のいい端末を選ぶ

Kindle本を読める端末は、細かく取り上げるとかなり沢山あります。今回はその中で一番身近で主流なものを取り上げてみます。

1.スマートフォン

今や多くの方が所有されているスマートフォンはほとんどの機種でKindleアプリをインストールすることでkindleの書籍を読むことができます。手軽でほぼ肌身離さずもっているという点もおいても一番手軽な端末だと言えます。常時ネットワークに接続されているため、購入したいと思った瞬間に書籍を購入できるのもメリットと言えます。

一方で機種によって違いはありますが、画面の大きさは小さめになるので読みづらさを感じる可能性があります。

2.タブレット端末

ipad

 

nexus7

iPadNexsus7などのタブレット端末にKindleアプリをインストールすることで手軽に本を読むことができます。スマートフォンに比べ、画面が大きく読みやすいというメリットがあります。

kindle app

またAmazonからはKindle Fire HD、Kindle Fire HDXなどのKindleの書籍が読みやすいように独自カスタマイズがされたタブレット端末が販売されています。Kindle Fire HD、Kindle Fire HDXのシリーズは基本的にはタブレット端末であり、電子書籍専用端末という訳ではありません。これが後述するKindle Paperwhiteとの違いです。

kindle HD

3.Kindle Papaerwhite(電子書籍専用端末)

 kindle paper

Amazonから販売されているKindle Paperwhiteは電子書籍を読むためだけに特化した端末です。特徴は約200gで端末が軽いこと、バッテリーの持ちが良いこと、ディスプレイに電子インクを採用しているため、目が疲れないということが挙げられます。

ただし電子書籍専用の端末であるため、基本的にネットサーフィンなどの機能はありません。

以上が現在、電子書籍端末として主流なものです。

Kindle本のジャンルと端末には相性がある

大きく3つの種類がある電子書籍端末ですが、それぞれの端末によって読みやすい書籍、読みにくい書籍が存在します。

ビジネス書や小説などほぼ活字のみで構成された本についてはKindle Paperwhiteは読みやすく、目も疲れにくいというメリットがあります。

ですが、写真や図版が多用されている本の場合、ディスプレイがモノクロのためカラー写真などはKindle Paperwhiteでは見にくく感じたり、レイアウトが崩れて見えることが多いです。この場合、スマートフォンやタブレット端末で読むことをお勧めします。またコミックなども人によってはスマートフォンのほうが読みやすいと感じる場合があるでしょう。

結局、どの端末を選ぶべきか?

ここまで読んで、「端末の種類と特徴はだいたいわかった。それで具体的にどの端末で読むのがいいの?」と思われた方もおられるでしょう。

私はKindleは状況に応じて複数の端末を使い分けるのがいいと考えています。

Kindleストアで購入した電子書籍はすべてAmazonのサーバー上に保管されています。ユーザーはネットワークが繋がった環境であれば、自分のアカウントでログインすることでどの端末からでも購入した書籍を読むことができます。

私の場合、メインの読書用端末としてKindle Paperwhiteを利用して、サブの端末としてiPhone 5sを利用しています。端末を複数使い分けることで写真や図の多い本を読むときはiPhone 5sで、活字の本はKindle Paperwhiteでという具合に最適な端末で読むことができます。

また、Kindleストアで購入した読書の進捗はサーバー上に記録されており、複数の端末で共有することができます。この機能を活用することで、Kindle Paperwhiteで途中まで読んだ本をiPhone 5sで続きから読むということが可能になります。例えば、Kindle Paperwhiteを家に忘れた場合などに読んでいた続きをiPhone 5sで読むということが簡単にできるのです。

人それぞれにライフスタイルが違うのでこの端末が一番いいですとは言えないですが、ここまでの内容を踏まえ概ね、

  • ・読みたい本はどういうジャンルの本が多いか(ビジネス書、コミック、写真集等)
  • ・普段のライフスタイルに無理なく組める端末はどれか(例えば、寝る前は必ず読書をするので目に優しいKindle Paperwhiteを利用する等)

の2点を軸に考えると、自分にあったKindle端末がある程度見えてくるでしょう。

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